2008年09月03日

ビデオカードのチューニング@HD2600XT

今回は以前特価品で購入したビデオカード(グラフィックボード)の『玄人志向 RH2600XT-E256G4』のファン回転数調整、ダウンクロック、オーバークロック、低電圧化について書いてみます。

■製品の仕様


ATI製 Radeon HD2600XT GPU搭載
コアクロック:800MHz
メモリクロック:2.2GHz(128bit)
256MB GDDR4のビデオメモリ搭載
DirectX 10.0、HDCPをサポート
Support:DVIx2(DualLinkDVI)、TV-OUT(HDTV)
PCI Express x16対応



価格はT-ZONEで5980円。購入当時は同等品が8000円ほどだったので随分お得でした。性能のやや低いGDDR3メモリ品が多いなか、これはGDDR4メモリというのがミソ。
ちなみに、実はこれの中身はPower Color社製の製品で、それを買い取って安く流してた模様。

HD2600XTの性能はだいたいnVIDIA製のGeForce8600GTと同じくらい。ATIのGPUとしては2世代前のミドルハイクラスらしいです。



ところでこのビデオカード、気になる点がありまして……一つは冷却面。お世辞にも立派とはいえないものの、普通に冷却ファンはついてますが、やや温度が高め。それから消費電力。常に3Dゲームをやっているわけではないのでそれ以外の時間はクロックを落として消費電力を抑えたいところ。(新しいGPUのHD38xxシリーズやHD48xxシリーズはデフォルトで3D描画時以外はクロックが落ちるらしい)
ということでこの問題を解決するためにチューニングに挑戦してみました。

まずデフォルト設定でのビデオカードの状態を表示。
ATIの「CCC(Cataryst Control Center)」と「GPU-Z」のSSです。
080903_1.gif

なぜかメモリクロックの表示は1.1GHzなのですが……よーわからんのでスルーw
気温29℃でアイドル状態のGPU温度が59℃になっています。ファンの回転数は16%。このファンの回転数を上げてやり、GPU温度を下げることにします。ファンの音が五月蝿くなるのは困るのですが、温度は低いに越したことはないでしょう。


以下はBIOSの書き換えを行うため、失敗すれば場合によりPC起動不可能やビデオカードの損傷などが起こる危険性があります。またオーバークロック/ダウンクロックやBIOSの書き換えを行った場合、製品の保証が無効になります。もし挑戦する場合はこれらを踏まえて、自己責任で行ってください。何らかの損害を被っても私は責任を負いません。


さてお約束の文句は済んだということで……
使用するソフトは「ATIWinflash」と「RBE(Radeon Bios Editor)」の二つです。
WinflashはBIOSの読み込み、保存、書き換えを行うソフトです。またRBEはBIOSの編集を行います。

まずはWinflashでBIOSのバックアップを作成。これは絶対にやっておきましょう。
080903_2.gif

「保存」をクリック、bios_default.romなどの名前で保存しておきます。

RBE Information
080903_3.gif
RBE Clock Settings
080903_4.gif
RBE Fan Settings
080903_5.gif

それからRBEを起動。「Load BIOS」でさきほどのbios_default.romを開いてみます。
Informationはさておき、まずFan settingsを見てみます。
ファン回転数とGPU温度の設定がされています。Duty cycle minの16%が下限の回転数ぽいです。一定温度に上がるごとにスピードが変化するようになっていますが、Use transfer functionに変えてみます。(こっちのほうが設定がラクですw)

080903_6.gif

下限回転数を25%に、40℃から回転数が上がり、100℃で100%になるようにしました。

次にクロックの設定です。起動時、2D描画時(アイドル時)、3D描画時のlowとHightが設定できます。

080903_7.gif

SSのように、起動・アイドル時はコアクロック300MHz、メモリクロック600MHzにしました。
またVoltage(電圧)も消費電力や発熱に大きく関係するので0.7Vに下げています。下げすぎると起動しなくなって危険なのでこのくらいで。
3D描画時は電圧を1.1Vに下げつつも若干のオーバークロックをしてみました。オーバークロックはCCCのオーバードライブで設定できる範囲内(まあ安全圏内ですね)のコアクロック850MHz、メモリクロック1170MHzににしました。性能アップは気持ち程度です。

設定が終われば、「Save BIOS」でWinflashのフォルダに今設定したBIOSを保存します。(バックアップに上書きしないように注意)それからWinflashで「イメージの読み込み」で保存したBIOSを選択し、「プログラム」をクリック。書き換え中はPCの操作ができなくなるので注意です。書き換えが終われば再起動。最後にディスプレイドライバを再インストールすれば完了です。

080903_8.gif

GPU-Zではクロックの変化はないですが、CCCではちゃんと300MHz/600MHzに下がってます。GPU温度も50℃と9℃も下がってますね。ファンの音も気にはならないです。

これでデビルメイクライ4 ベンチマークをやってみたところ、全てデフォルトの設定でランクAでした。思ったより負荷少ないゲームなんですね〜。(CPUはAMD Athlon 64 x2 5000+BE@2.8GHz、ディスプレイは15インチなので1024x768です)

かなり長文になりましたが、興味ある人以外は読まないだろうしいいでしょうwwwではノシ
posted by 稜威 at 13:44 | Comment(0) | プレイ環境 |edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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